インタビュー取材で会社・商品・サービスのストーリーを表現
実際にインタビュー記事がどんなものか弊社代表宮本がインタビュー記事のサンプルとして、インタビューを受けてみました。
goodcircle(グッドサークル)のホームページ制作では、お客様の思いに寄り添い、オリジナル性のある表現が可能な「インタビュー取材」をご利用いただくことができます。
「インタビュー取材」の特長は、会社が大切にしていることや商品・サービス内容等の背景にスポットを当てて表現できることです。背景にあるストーリーを表現することで、読み手に共感され、絵(イラスト)や写真のデザインとの相乗効果も期待できます。
長く継承されている会社や、技術に特長のある製造業を中心に、ニーズがあると期待される「インタビュー取材」とは、どんなものでしょうか。
会社や社長のことを、体温が伝わるように表現方法をしたい
初めて宮本さんとお仕事させていただいたのが、ある会社社長のインタビュー記事の制作でした。
長く継承されている会社のホームページ制作で、会社や社長の思いなどをしっかり打ち出したいと思ってインタビューを依頼しました
どうして「インタビュー」だったんでしょう?
打ち合わせで、社長の考えや従業員のみなさんの姿勢を知れば知るほど『色んな人に知ってもらいたい!』という思いが強くなって。どんな表現方法を使えば、会社のストーリーを伝えられるか考えた時に、社長へのインタビュー記事を思いつきました
「企業理念」や「社長挨拶」や「沿革」などのページで、記載されることが多いですよね。
そうです。でも、社長や会社の体温のようなものを伝えたくてトライしました
通常の打ち合わせでも、宮本さんは丁寧にヒアリングなさっていると思いますが、第三者がインタビューすることは、何か違いがあるのでしょうか?
制作者(デザイナー)としてのヒアリングは、お客様も打ち合わせのように感じるんじゃないかな
インタビューでは、打ち合わせよりも雑談の部分が多いですよね。
それが大事だと思うんです!打ち合わせでは聞けない話がポロっとでることもあるでしょ?
何気ない雑談の中に『気付き』があると思います
確かに、インタビューは和やかな雰囲気になりますね。
初めて『インタビュー取材』を利用してサイトを作った時に『社長の話す言葉』は伝える手段の一つになる、と手応えを感じました。口語で表記されたものを読むのって、スッと読み手に入ってくるなぁと
ご本人がしゃべっているようにリズムも出て読みやすいですね。
それに、普通の会話の中だと、自然に人柄や考えが出ますよね。打ち合わせやヒアリングで『うちの強みって聞かれてもなぁ』と言っていた方も、雰囲気が変わると話が広がるし、打ち合わせとは違う視点からの問いかけに『あ、それは考えたことがなかったな』と新たな発見もあるようです。実際にインタビュー記事を掲載した会社の社長からは、『インタビューしてもらって良かった』と感想をいただいてます。
雑談の力って面白いですね。
何気ない会話の中に、気付きがあるんでしょうね。打ち合わせでのヒアリングだと、答える側も聞く側もうまくまとめようとしちゃうのかもしれません
これこれのための打ち合わせ」と目的が決まっていると、お互いに集約してしまうんでしょうね。
インタビューだと雰囲気が堅苦しくないし、インタビュアーの別角度からの視点が入るのもいいですよね
何気ないことにスポットが当てられて、すくいあげられる良さがありますね。
そこに会社や商品の特長があるかもしれないと考えています
goodcircleを通してお客様がアウトプットできるように寄り添いたい
宮本さんは普段からヒアリングを大切に考えていますよね。
自分はついしゃべりすぎる、と思っているので『人の話は遮らない』といつも心がけていたんです。ある時、クライアントさんから『今までのホームページやチラシの制作業者は営業には来るけれど、受注したらそれまで。ゆっくり話を聞いてくれなかった』という話を聞いて、お客様は『自分のこと、会社のこと、商品のことを聞いてほしい』と思ってるんだと改めて知ったんです。だから『お客様の思いを引き出して形にするデザイン』ということを大切に考えています
「思いを形に」って、わりと色んなところで耳にしますが、具体的には?
意匠の部分、機能の部分をきちんと伝えるのは当然ですが、お客様には『そもそもどうしてその形に?』『どんなことを考えて作ったの?』などのコンセプトに繋がる部分を、goodcircleというフィルターを通してアウトプットしてもらえたらと思うんです
コンセプトに繋がる部分に、他との差別化を図るポイントがあるんでしょうね。
そうですね。同じ人はいないし、人それぞれ、思いは色々あるでしょうから。だからこそ『この人に話したい』と思っていただけるように寄り添うことを大切にしないと、それは引き出せないと感じています
インタビューは『人柄』や『空気』、目に見えないものを想像させてくれる
インタビューと聞くと、慣れない方にはちょっと堅苦しい印象があるかもしれません。
確かに『何をしゃべったらいいの?』という方は多いです。でも、必要なことは打ち合わせでちゃんと聞いてあるので、構えずに普段通りで大丈夫なんですよ
エピソードや何気ない会話が、読者の共感を呼ぶこともありますね。
そうですね。同じ商品・サービスからどれかを選ぶという時、人って自分が共感できる方を選ぶんじゃないかなぁ
そう考えると、やはり人柄や思いなどを伝えることは大切ですね。
同じ人っていないですからね。他との差別化ができるのも、そこだと思います
ホームページをデザインするところにも、その会社や人の背景を感じてもらえるようにと考えていらっしゃるんですね。
読み手の共感を得られるホームページを用意することは、ビジネスのマッチングがスムーズに流れたり、新しい何かを生みだすような期待が持てると感じました。
今日はありがとうございました。
インタビューを終えて…
あっという間に時間が過ぎました。五宝さんの落ち着いた雰囲気のおかげで気兼ねなくしゃべらせていただきました。
普段は打ち合わせ等で聞き側になることが圧倒的に多いのですが、誰かに話を聞いてもらうというのは、思っている以上に気持ちがいいものです。
話しているうちにどんどん身振り手振りのジェスチャーが入って、話にも熱が帯びてきます。
出来上がった原稿をいただいた時には、思わず「うわぁ~」と唸ってしまいました。
他のお客様も同じ反応を示されたのですが、やはりプロがまとめると違います。
こちらは言いたいことをただ話しているだけなのですが、きちんと内容が整理されており、それでいて私の言葉でまとめてくれている!
もし、自分で文章を作ったとしたら、おそらく文章をまとめすぎてしまうでしょう。そうすると人柄や社風はなかなか表現できなくなってしまいます。
このあたりがインタビュー記事の良さであり、おすすめする1番理由かもしれません。