日頃、何かにこだわりを持っている人は多いと思います。
仕事においても、あるいは趣味でも日課になっていることがある人も多いと思います。
思い当たる人も、そうではない人も、自分の「夢」や「達成したい目標」に向かって毎日続けていることはありますか?
毎日継続するということは、簡単なことでも面倒くさくなったり、途中で投げ出したりしてしまうこともよくあることだと思います。
しかし、企業の経営者や成功者たちは、特別難しいことをしているわけではなく、誰でも真似できる簡単なことを継続することで成長し、成功を収めています。
経営の神様松下幸之助は、「平凡なことの積み重ね」の大切さを掲げています。
自身の成功の理由に、一日一日こつこつと積み重ねていくことはあまりにも平凡なことですが、その平凡なことを何十年続けること以外に成功の道はなかったと言っています。
また、以下でご紹介する柳井氏、熊谷氏は「紙に書くことを続ける」ことで自分の夢や目標設定、目の前の問題点や不安なども明確にすることができると述べています。
ファーストリテイリング柳井氏
「毎日、自らの夢や理想、抱えている不安や悩みをノートに書き記す。そうすることで不安に襲われてもなんとか一筋の坂道を登ってくることができた。」
柳井氏は幹部候補生に170ページの「経営者になるためのノート」を配布しており、「このノートは僕の経営論だが、自分なりの考えを書き込み、自分の教科書を作って欲しい」
と話しているそうです。
GMO熊谷氏
「上場の目標は手帳でかなえた」
熊谷氏は21歳で”実業家として圧倒的な会社を作り、35才で会社を上場させる”という人生計画を立て、見事実現させています。
きっかけは、将来やりたいことを片っ端から紙に書いたら、急にやる気がでてきた事からだそうです。
熊谷氏の手帳はとても分厚く、その手帳に将来の目標を書き、これを毎日携帯して常に読みかえしておられるそうです。その中で重要なのは、漠然としたことではなく、”何を、いつ、どのようにしたい”という具体性を持ち歩くこと。
デジタルツールは確かに便利ですが、今自分が考えていること、将来の目標など自分の今の想いが溢れ出てくることを書き留めておけるのはアナログだから出来ることと思います。
お二人の言っている「紙に書く」ことは、シンプルで簡単です。
これと同じように今からでも簡単に始められること、自分に合ったものを習慣化し日々成長できるようにしたいですね。