先日、HP新規制作をさせていただいたお客様がInternetExplorer8(IE8)を使われていて、もうじきサポート終了しますよ、というお話になりました。
まだまだ、会社によっては様々な理由で古いブラウザを使われていることもあると思います。
メーカーのサポートが切れてしまうと様々な弊害が起きかねません。対策がまだ!という方はそろそろ対策の準備を始めましょう!
サポートって何してくれるの?
そもそもサポートって何してくれるの?という話ですが、私たちは知らぬうちにセキュリティ更新プログラム、セキュリティ以外の修正プログラムなどのサポートを受けています。
日々、安心してインターネットが利用するには、セキュリティソフトの利用だけでなく、メーカーのサポートは欠かせません。
サポートが切れるということは、これらの恩恵を受けることができなくなります。また、それ以外に無料または有料のサポート オプション、またはオンライン テクニカル コンテンツの更新は提供されなくなります。
サポートっていつまで?
マイクロソフトは2016年1月12日にIE8のサポートを終了すると発表しています。
サポートが切れると何が問題?
上記に記載したようなサポートが受けられなくなります。受けられなくなっても利用できたらいいという方も中にはいらっしゃるかもしれません。
一番のデメリットは、セキュリティが甘くなることです。つまり、ウィルス等の被害にあいやすいということです。
サポートが切れたものは、サポート終了以降に脆弱性が発見されたとしても、メーカーから新規にセキュリティ更新プログラムや修正プログラムが提供されなくなります。
もしウィルス等に感染してしまったら、自分だけでなく、PCやソフトに登録されているアドレスなどにも知らず知らずのうちに感染を広げ、多大な迷惑や損害をかける可能性もあります。
今、何を使っているのか分からない…
まずは、ご自分が使っているブラウザのバージョンを調べましょう。
InternetExplorerが9以上であれば、すぐに対応する必要はありません。
「InternetExplorer」や「e」のマークが表示されない場合も、問題ありません。
対策って何をやったらいいの?
マイクロソフトのHPに必要なデータとバージョンアップの方法が掲載されていますので、そちらを見ながらバージョンアップしてください。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2523809
見ても全く分からない…という方は、有料になりますが、購入したパソコン販売店でバージョンアップしてもらいましょう!
バージョンアップするのが怖い…
お使いのパソコンがかなり古い、スペックがよくない…などの理由でバージョンアップしてこなかったという方もいらっしゃると思います。
私の知人にもいらっしゃいます。
もし、パソコンの性能の問題でバージョンアップできないのであれば、新規購入やインターネットを使わないということを考えた方がいいかもしれません。
何の対策もせずにそのまま使って、ウィルス等に感染する方がよほど怖いです。もしそのパソコンを仕事や会社で使っているなら、信用問題に発展します。
これを機にインターネット環境やパソコン環境の見直しをしてみましょう。